IBMのX31のワイヤレスをIntel PRO/Wireless 2915ABGに換装するテストを試行しました。
というのも在庫の整理をしているとIntel PRO/Wireless 2915ABGの未使用品があるのに気づき、
このまま使用しないのも面白くないので今回のテストをしてみました。
丁度、X31があったので早速テストです。
電波法で規制があるので純正品以外を装着できないのであくまでもテストです。
早速X31にIntel PRO/Wireless 2915ABGを装着。
キーボードを外すとminiPCIのソケットがあるのでもともとついていたカードを外し、
取り替えてみる。
5分もあれば取り換えは簡単にできます。
楽勝楽勝と思いX31を起動すると・・・。
1802 Unauthorized network card is plugged in. Power off and remove the Mini PCI network card.
と画面に表示され一向にOSが立ち上がらない・・・。
このワイヤレスLANのPCIカードが使用できないようですね。
こうなると何とか動かしたくなる性分なので早速色々調べると、
ワイヤレスLANカードはIBM純正以外だと、BIOSでエラーとなり立ち上がらないことが判明。
でも、やはりそれを使用できるようにする事ができるのもわかりました。
覚書として下記に書いておくことにします。
1.BIOS書き替えパッチファイルを使用する。
こちらのページのリンクより「no1802.com」というプログラムを入手する。
一応、 ここにミラーしてみました。
2.起動用FDDを作成する。
自分はWin98の頃に作成した起動FDDが保存してありますが、それがなくてもOK。
FDDをPCにセットしフォーマット時に「MS-DOS の起動ディスクを作成する」にチェックする。
英語仕様の起動ディスクとなりますがそれで問題無しです。
3.その起動FDDに先ほど入手した「no1802.com」を入れる。
4.PCを起動用FDDで立ち上げ直し、no1802.comを実行する。
5.一瞬で終わるのでその後、起動用FDDを取り出しPCを再起動する。
先ほど表示されたエラーは立ち上がらず無事にOSが立ち上がる。
ドライバはIBMから入手し無事にワイヤレスLANカードが認識され完了となります。