
秋晴れの鈴鹿サーキット、スタンドを埋め尽くす15万人のF1ファンが見守る中、レースは開催されました。期待のバトン、琢磨。今年こそ表初台を!!しかしその期待はスタート直後に遠のいていった。琢磨はクリエンに押し出される様にコースアウト。その直後バリチェロが琢磨のウイングにヒット。ウイング右側の一部を破損、SCが入った時にノーズ交換、順位は最後尾に・・・。さすがにテンションが下がる。今更ですが、あそこでクリエンと争わなければ後でパスできたろうが、レースで「たられば」は言ってもしょうがない。その後、作戦変更するも思ったようにペースは上がらない。シケインでセクター3が早い琢磨。前方のトゥルーリにシケインで追いつくも接触。今度はトゥルーリをリタイアさせてしまう。これが後に審議対象となり、13位完走したが、順位抹消となってしまう。ベルギーでも重罰があったがまたしてもペナルティとはどうしたものか。残りのバトンだがこちらも給油口が開かないトラブル。表彰台を逃してしまう。こうなると、ほとんど最後尾から追い上げているライコネンを応援するしかない。ファイナルラップのルノーを追い抜いたのは素晴らしかった。今回の日本グランプリ。輝いていたのは間違いなくライコネンであった。