琢磨&亜久里監督で来季F1参戦か?

琢磨来季亜久里チームも
2005年10月15日(土) 8時1分 スポーツ報知

国際自動車連盟(FIA)が14日、F1中国GP公式予選日の15日に上海でマックス・モズレー会長の会見を設定した。内容は明らかにされていないが、来季BARホンダのシートを失う佐藤琢磨(28)が移籍予定の新規参入チームに関する会見の可能性もある。新規チームの正体については、元F1ドライバーの鈴木亜久里氏(45)率いるチームが急浮上している。

新規チームにエンジン供給予定のホンダ側によると「F1以外のカテゴリーの経験豊富で、参入意欲があるチーム」とのことだったが、最近欧米メディアでも鈴木氏の名が挙がるようになった。鈴木氏はF1を目指す若手ドライバーの育成プログラム「ARTAプロジェクト」を主宰し、欧州F3や米インディカーなど国際経験も豊富。今季はスーパーGTでホンダのワークス(メーカー直属)となり、インディでもホンダ陣営の一員。カー用品販売のオートバックスなど大スポンサーもある。

現在、鈴木氏のチームでインディに参戦する松浦孝亮(26)もF1志向が強い。もし佐藤&松浦の豪華コンビが実現すれば、日本企業のスポンサーもつきやすくなる。鈴木氏は「F1チームを率いるのは僕の夢だが、今回の件にはかかわっていない」と否定しているが、来季エントリー締め切り(11月15日)までの限られた時間で態勢が整えられるのは、日本人なら鈴木氏だけだろう。すでに撤退した元F1チームが英国に残した施設を使い、タイヤはブリヂストンの予定だ。

[ 10月15日 8時1分 更新 ]

2005年10月15日(土) 9時52分 日刊スポーツ

佐藤琢磨(28=BARホンダ)は、前戦日本GPでは接触事故で記録抹消となっただけに、今季最終戦の中国GPで実力を証明する決意だ。注目の来季シートは新規参入を目指すチームと交渉中だが、米インディカーシリーズにチームを率いて参戦している鈴木亜久里氏(45)愛弟子の松浦孝亮(25)とタッグを組む夢プランが浮上した。

今季最終戦の中国GP決勝を前に、来季の日本勢タッグ結成という夢プランが浮上した。ホンダは4日に新規参戦を狙うチームへのエンジン供給を発表。佐藤とのシート交渉も示唆したが、チーム自体が明らかにされず、日本GP(9日決勝)でもこの話題で持ちきりだった。それが、ここに来て名乗りを上げているのが英国の旧チームと判明。うわさされていた鈴木亜久里氏、そして愛弟子の松浦の起用も計画されていることが分かった。

鈴木氏、松浦の師弟コンビはホンダエンジンで米インディカーに参戦して今週末、最終戦を迎える。鈴木氏はF1参戦を否定してきたが、現役時代は日本人初の表彰台、監督業でもF1進出を目標にしてきた。昨年の米国GPで日本人2人目の表彰台(3位)を達成した佐藤、インディカーを2年経験した松浦が組み、これを鈴木氏が率いれば、日本のF1ファンにとっては文字通りのドリームチームになる。F1の来季エントリー締め切り日の11月15日まで、その動向から目が離せない。

[ 10月15日 9時52分 更新 ]

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