M・シューマッハー逆転優勝=通算90勝、今季限りの引退表明-F1イタリアGP

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2006年9月10日(日) 23時30分 時事通信

 【モンツァ(イタリア)10日時事】自動車レースのF1世界選手権シリーズ第15戦、イタリア・グランプリ(GP)は10日、当地のモンツァ・サーキット(1周5.793キロ)で決勝(53周)を行い、ミヒャエル・シューマッハー(37)=ドイツ、フェラーリ=が予選2位から逆転し、1時間14分51秒975で今季6勝目、前人未到の通算90勝目を挙げた。同選手はレース後、今季限りの引退を表明した。
 総合連覇が懸かるフェルナンド・アロンソ(スペイン、ルノー)は終盤にリタイアし、ノーポイント。総合得点争いは首位アロンソが108点、8度目の王座を目指すM・シューマッハーが106点で2点差に縮まった。M・シューマッハーの自力総合優勝の可能性が復活し、残り3戦で王座の行方は混沌(こんとん)としてきた。
 キミ・ライコネン(フィンランド、マクラーレン・メルセデス)が2位、ロバート・クビカ(ポーランド、BMWザウバー)が3位。ホンダはジェンソン・バトン(英国)が5位、ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)が6位。トヨタはヤルノ・トゥルーリ(イタリア)が7位、ラルフ・シューマッハー(ドイツ)は15位。スーパーアグリ・ホンダ勢は佐藤琢磨が2周遅れの完走で16位、山本左近はデビュー後4戦連続リタイアとなった。 

[ 9月10日 23時30分 更新 ]

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