前回のT-02Dをホンダ・インターナビに接続する(DUN用のAPN作成編)に続き、
今回はT-02Dをホンダ・インターナビに接続する(インターナビ接続編)をお送りします。
さて、まずT-02Dはインターナビ接続にBluetoothでペアリング済みとします。

T-02DのBluetoothをONにしておきます。
尚、Wi-FiをONにしておくとインターナビ通信ができないのでOFFにしておきます。

ペアリングしたデバイスにinternaviが表示されてペアリングされている事が確認できます。
ATコマンド入力に使用したPCもペアリングされていますが気にしないで下さい。
では車両側のインターナビを設定して行きます。
車をアクセサリー、又はエンジンONにしインターナビを起動します。
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インターナビが起動しスマホとのBluetooth接続がされた事を確認します。
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通信設定の画面を出し、マニュアル通信設定をタッチします。
接続先変更をタッチ。
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新規接続先をタッチ。
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下記の要領で入力します。
接続先名称:So-net ※任意の分かりやすい名前
電話番号:*99***2# ※2はAPN設定で作成したCIDの番号です。今回はCID2を使用するので2となります。
ユーザーID:nuro ※So-netから指定されたもの。
パスワード:nuro ※So-netから指定されたもの。
DMS設定:自動
通信手段:モデム(パケット)
Proxy設定:しない
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これで設定は終了。

初回の通信時、スマホの画面に表示されますので次回以降は表示しないにチェックしOKをタッチする。
この画面が表示されている場合は通信が行われないので注意して下さい。
ただし、通信を行い多額な請求が来たとしても一切の責任はおえませんので自己判断で通信して下さい。
ちなみに私の場合はSo-net 0-SIMなので最高1,600円の支払いです。全く問題ありません。
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テストですべてのHPと同期するをしてみますと接続中になります。
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その後、同期中となりました。どうやらインターナビ通信が行われています。
さて、ここで気になるのはデータ通信量。

T-02Dのデータ使用というところで設定できるようなのでテストしてみます。
どうやらMAXの使用量までに警告設定、制限までするような事が表記されているので設定してみます。
So-net 0-SIMは499MB/月まで0円ですので、405MBで警告、495MBで制限としてみました。
ちなみにこのT-02Dはインターナビ通信専用として使用していくのでアプリも全く必要なし。
なのでメニューボタン→本体設定→アプリケーションと進むと、インストールされたアプリが表示されるので、
最低限必要なアプリ以外は強制停止としなるべくインターナビ通信以外はデータ通信しない設定としました。
これが原因かどうかわかりませんが、バッテリーのもちがかなり上がった感じがします。
この設定でどのようになるかしばらくテストしてみます。
ひとまず、今回のインターナビ通信は色々とハードルがありましたが、
なんとか無事にやりとげる事が出来ました。
やはりインターナビは通信ができる方がはるかに便利。
むしろ通信ができてインターナビですかね。
MVNOのSIMも色々出揃いましたが、他のSIMでも同じ要領で設定すれば、
インターナビ通信は可能かと思われます。
数日使用しておりますが、エンジン始動後のT-02DとインターナビのBluetooth接続は、
ナビ起動後直後にペアリングOKでストレスは全く今のところ無いと思います。
ガラケーの時は機種によるかも知れませんが最初のエンジン始動後のペアリングが中々繋がらなかったりした事が結構あります。
その度に、ガラケーで手動で接続したりと少々面倒でしたが今は全くその必要は無しです。
このままOKだとすると、基本的に無料でインターナビ接続できるというひじょうにすばらしい事ができます。
まあ、新車に乗り換えることができるなら、現在のインターナビは無料で通信できるから何の心配も無いんですけどね。