いかんせん古い機種のVAIO PCG-GRT55F/Bですが、
大きい、重い、デカイですがまだまだ使用はできます。
自分では手ごろな大きさなのである意味使いやすいと思う。
現在の仕様はノーマルのIntel Celeron2.4GHz。
メモリだけは1GHz増設済。
OSはXP HomeからXP Proにバージョンアップをしています。
これでもサクサク動くので特にストレス無く使用できています。
しかし、この機種には有線LANのコネクタはあるものの、
ワイヤレスLANは装着されていない。
しょうがないのでPCカードに無線LANカードを刺して使用しています。
ある日、メモリ増設時になにやら黒いネジ止めされたカバーがあるのに気がつきました。
いままで気がつかなかったけど今回初めてそのカバーを開けてみた。

ネジ2本を精密ドライバーで開けて見ましょう。
おおおーーーーっ。これはminiPCIソケットではないでしょうか?
そういえば上位機種のGRT99はワイヤレスLAN搭載だったですね。
GRT55は非搭載ですが、ソケットなどはあるんですね。でも、アンテナは無いようです。
miniPCIソケットがあるのを知らなければそのままでもいいですが、
あるのを知った今、このままにしておくのは体に悪い。
これはもうここのにワイヤレスカードを使用するしかないですね。

某オークションで入手した「intelPRO/Wireless2200BG MiniPCI用無線LANカード」。
だいたい1,000~1,500円(バルク品)ほどで売られていて実にリーズナブルです。
もともと増設できるかできないのかわからないのでバルク品以外は眼中にありません。
では、早速GRT55に装着しましょう!!

メモリ装着と同じ様に切り欠きを合わせて斜めにソケットに刺しましょう。
無理に刺さないでやさしく刺しましょう。

次に指で上から押してソケットに「カチッ」と装着。

装着完了です。
ここまでに要した時間は1分程。
まともに使用できる保障は無かったのでアンテナ線は未接続。
まあ、まともに使用できたら買えばいいか!!
ではここでもう一度接続状況を再確認してGRT55に電源を入れます。
もともとintelのサイト(英語)からダウンロードしておいたドライバを、
GRT55に用意しておきます。
OSが立ち上がるとデバイスのインストール画面が出るので、
ダウンロードしておいたドライバを当てて無事にインストール完了です。

接続の表示にもワイヤレスLANの表示が確認できます。
が、どうやってもアクセスポイントに接続できない・・・。
どうやら「ハードウエアのスイッチを入れろ」と言うことらしい・・・。
おいおいそのスイッチってどこよ?
取扱説明書を見ても詳しく書いてない。
ネットを探しまくったがGRT55でワイヤレスにした事なんて書いてない。
逆に「増設したが使えない」みたいな物しか見つからない・・・。
その後、どうやらGRT99はパームレスト手前の側面にスイッチがあるみたいな事がわかり、
ひょっとしてGRT55も同じ部分に隠れているんじゃないだろうか?
いや、隠れているに違いない!!と思いパームレストに隙間を見つけ中を見てみたがわからない。
ふと、TVの操作部分の部品を取り外してみる事にしてみた。
もともとGRT99はこの部品の部分にワイヤレスのスイッチがあるのだ。
非常に繊細な部品なので破損に注意して下さい。

パッと見たところそれらしき物は無い。ガックリ・・・・。

最近老眼気味?なのか暗いとよく見えないが小さな黒い物がある。これは・・・。

小さな精密ドライバーを使ってみます。

右にスライドしてみるとあきらかに「カチッ」とスイッチのようでした。

電源を入れPCを立ち上げようとしたらなんとスイッチの隣の穴に黄緑の光です。
スイッチに連動して消えたり着いたりする。
そのままOSを立ち上げてみます。

やりました。見事にワイヤレスLANに接続できました。
アンテナが無くても数メートルまでは大丈夫です。
でも、数百円で手に入るので気が向いたら次回はアンテナを接続したいと思います。
【注意事項】
このBLOGを見てワイヤレスLANの増設を試みてPCその他を破損しても、
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