スパイ疑惑のマクラーレン厳罰=製造者部門争いから除外、罰金115億円-FIA

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9月14日9時31分配信 時事通信

 【ロンドン13日時事】国際自動車連盟(FIA)は13日、F1世界選手権でライバルチームの機密情報の不正入手・流用の疑いが持たれているマクラーレン・チームを、今季の製造者部門タイトル争いから除外すると発表した。今季獲得した全ポイントが剥奪(はくだつ)され、賞金や放映権収入などから分配予定だった1億ドル(約115億円)の没収処分も科された。
 マクラーレンのスタッフが、フェラーリの元技術者からマシンの設計などの技術情報を提供されたとする事件。7月の時点では明確な事実がないとして処分不問になったが、新たな証拠提出を受けてこの日パリで行われた世界モータースポーツ評議会で、マクラーレン・チームの事情聴取が実施され、処分が下された。FIAは14日に処分理由を公表するが、マクラーレン側は不服を表明している。
 年間王者を争っている所属のルイス・ハミルトン(英国)とフェルナンド・アロンソ(スペイン)のドライバー部門の獲得ポイント剥奪は回避された。ただし、マクラーレンの来季の同選手権出場については12月に改めて検討される。
 マクラーレンは今季ここまで13戦中、7戦を制するなど、1998年以来の製造者部門タイトル獲得の可能性が高くなっていた。 

カテゴリー: F1 タグ: パーマリンク

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