自動車のF1選手権に参戦を目指している新チーム「スーパーアグリ・フォーミュラワン」(鈴木亜久里代表)が、日本人2人のドライバーで挑む方針であることが10日、分かった。
昨年までBARホンダ(現ホンダ)に所属していた佐藤琢磨(28)の加入は決定的で、もう一人のドライバーには、昨季、スーパーアグリからインディカー・シリーズに出場していた松浦孝亮(26)、国内でフォーミュラニッポンに出場していた井出有治(30)と山本左近(23)が候補に挙がっている。いずれもF1実戦経験はないが、山本は昨年の日本GPでジョーダン・トヨタの第3ドライバーとして練習走行に出走している。
チーム側は「オール日本の体制で挑みたい。佐藤が十分な実戦経験があるので、もう一人は新人でも構わない」と説明している。
(2006年1月11日3時7分 読売新聞)